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仕入れ資金による調達

仕入れや外注費の支払いを後ろ倒しにして、手元の現金を残す方法です。資金を借りるのではなく、支払いのタイミングをずらすという考え方のため、そもそも調達自体が不要になる場面があります。

支払い繰延
最長6か月
利用規模
数十万〜数千万円
担保・保証
原則不要
01Two approaches

カードで払うか、後払いにするか

どちらも支払いを先送りする手段ですが、対象と上限が異なります。

請求書カード払い 振込をカード決済に置き換える 銀行振込しか受け付けない取引先への支払いを、カード決済に切り替えるサービス。カードの締め日を挟むぶん支払いが後ろにずれます。
手数料の目安
2〜4%
繰延できる期間
最長60日程度
利用までの目安
最短即日
上限
カードの与信枠

導入が早く、少額から使えます。繰延できる期間はカードの締め日次第です。

企業間後払い(BNPL) 支払期日そのものを延ばす 仕入れ代金を事業者が立て替え、自社は後日まとめて支払う仕組み。カード枠に依存せず、より長い期間を設定できます。
手数料の目安
1〜4%
繰延できる期間
最長6か月程度
利用までの目安
数日〜2週間
上限
審査による

期間と金額の自由度が高いぶん、審査があります。

02Cost

コストと繰延できる期間

他の手段と違い、繰り延べた期間に対して費用がかかります。

手数料の目安

企業間後払い(短期)1〜2%
請求書カード払い2〜4%
企業間後払い(長期)3〜4%

期間が長いほど手数料は上がります。1か月だけ足りないのか、半年必要なのかで選択が変わります。

繰延できる期間

請求書カード払い最長60日程度
企業間後払い(標準)60〜120日
企業間後払い(長期)最長6か月程度
この手段が特に効く場面
  • 先に仕入れて、売れてから入金される事業(EC・小売・製造)
  • 大型案件の材料費が先に出ていく事業
  • 季節変動で仕入れが一時期に集中する事業
入金より支払いが先に来る構造そのものを解消できるため、他の手段より根本的な打ち手になります。
03Criteria

編集部が見ている4つの基準

スタートアップ・成長企業が使う場面を前提とした基準です。

1どれだけ延ばせば足りるか

1か月で足りるならカード払い、数か月必要なら後払いサービス。必要な期間から逆算して選んでください。

2年率に換算して比べる

手数料3%で2か月の繰延は、年率に直すと約18%に相当します。表面の数字だけでなく、期間で割って判断してください。

3取引先に影響が出ないか

サービスが取引先に直接支払う形式では、取引先に第三者の名前が出ます。関係への影響を確認しておいてください。

4対象にできる支払いの範囲

仕入れだけか、外注費や家賃、税金まで対象にできるか。サービスによって使える範囲が異なります。

04Articles

仕入れ資金を深く知る

テーマごとに、仕組みから実務まで解説していきます。順次公開予定です。

C1

BNPLの仕組み

企業間後払いの基本

準備中
C2

請求書カード払い

導入と手数料

準備中
C3

在庫ファイナンス

在庫を資金化する

準備中
C4

資金サイクル

入金と支払いのズレ

準備中
C5

他手段との比較

ファクタリングとの違い

準備中
C6

審査と導入

必要書類と流れ

準備中
05Articles

仕入れ資金による調達の記事

22本を公開しています(新しい順に9本を表示)。

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05FAQ

よくある質問

サービスの形態によります。支払いを立て替えてもらう形は実質的に信用取引であり、負債として計上される場合があります。会計処理は事前に税理士へ確認してください。

ファクタリングは入金を早める手段、こちらは支払いを遅らせる手段です。売掛金があるならファクタリング、仕入れが先に出ていく構造ならこちらが向きます。

サービスが取引先へ直接支払う形式では、取引先の入金元が変わります。自社の口座から支払う形式であれば知られません。契約形態を確認してください。

使える場合があります。審査は自社の財務だけでなく、取引の実在性や継続性も見られます。少額から始めて実績を作る方法もあります。

カード払いはカードの与信枠、後払いサービスは審査による枠が上限です。数十万円から始めて、実績に応じて枠が広がる形が一般的です。

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