山形県の庄内地方で環境保全型農法「植酸栽培野菜」のブランディングに取り組んでいる。しかし、おいしくて自然環境保全につながる素晴らしい野菜なのに思うように売れないという現実に直面。そこで、地域の魅力が詰まった野菜につけて食べる注目を集められる商品を開発し、野菜を買ってもらう販売戦略を考えた。そもそも、日本人の野菜の摂取量は減少し続けている。忙しい現代のライフスタイルに合わせて手軽に野菜の栄養が取れる商品はニーズがある。野菜につけるものですぐに思いついたのがマヨネーズ。庄内と言えば米どころ、健康食材甘酒に注目、卵の代わりに甘酒でマヨネーズを作って見ようという流れです。
昨年から山形県内で販売を開始し、山形うまいものファインフードコンテストで優秀賞受賞。東京ビックサイトで行われた国際発酵醸造食品展に出展するなど認知の獲得に力を入れてきた。これから、全国展開を図る上でさらにレシピを改良。委託製造にて大量生産の目途が立った。オイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社Future Food Fund株式会社主催のピッチコンテストへ参加し、高評価を頂いた実績もあります。(https://kdc-foodlab.com/news/kdc-food-challenge07-3/ )