みたチョ構想を行う上で大きな問題は目白押しでした。
しかし、1番の問題は、どんな優れた防災アプリを制作しても、認知されても、
いつ来るかわからない震災のためにエンドユーザーはダウンロードしない。
この問題にぶち当たるという事でした。
そこで、発想を逆転しました。「アプリはどうでもいい。」・・・・・
防災アプリは何のために作るのか? それは一人でも多くの方が助かってほしいから。
「人々に防災を意識してもらう事。」
これが、防災AR啓発ステッカーの誕生です。市民の皆様が目にする事で、防災を意識する。
「意識することが減災への第一歩である。」
その防災AR啓発ステッカーを利用し、災害時に電波が無くても最寄りの避難場所まで誘導する事ができればと、いう発想から開発にとりかかりました。
それから、1年後、アプリの導入都市と契約することができ、構想が実現する事となりました。
防災ARシステムが構築され、各市町村さまとお話をさせて頂く中、街づくりとは、防災と観光が切っても切れない事柄である事を知りました。
見知らぬ土地に観光していて、災害にあっても防災ARで最寄りの避難場所へ逃げる事ができるため安心して観光ができます。
また、観光地にスマートフォンをかざすとガイド映像、音声がながれ、観光の手助けに。特に外国人に関しては、母国語でガイドができると言うことのメリット。