ゲノム編集は革新的技術として2013年に第3世代技術が発見された。以来、生命科学・医学分野で様々な研究に用いられてきた。一方で、有意義な技術であるにも関わらず、産業応用としてはまだ活発化していない。そこで、私たちは技術を洗練させ、誰もがゲノム編集技術を活用できる社会を作りたいと考え、セツロテックを立ち上げた。
ゲノム編集技術は研究者が研究を促進するために実験ツールとして広く普及している。しかしながらまだ消費者に近い位置での活用には至っていない。そこで、当社では研究者に実験ツールとして利用してもらうゲノム編集マウスやゲノム編集培養細胞などを提供する研究支援事業で技術をブラッシュアップしつつ、このゲノム編集技術を畜産分野で利用できるように研究開発を進めている。新たな付加価値を持った新品種を作り、生産性を高めることで新たな商品開発を支援することを目指し、ゲノム編集プラットフォームサービスを立ち上げた。当社がもつ高効率ゲノム編集技術、利便性の高いゲノム編集ツール、生殖工学の技術を提供し、顧客ニーズに即した新品種を開発する。