「多様で豊かな日本酒文化を未来に引き継ぎ、有機的な日本の田畑、国土風土を未来に繋ぎたい」
日本には約1600の日本酒酒蔵が存在しますが、この40年で約3分の1に縮小しています。ナオライは地域の拠点となる日本酒酒蔵を多様な形で未来に繋げぎたく事業を進めています。
創業者である三宅紘一郎は広島県で親族が各地の酒蔵を営む家系で生まれた。そのことがきっかけで日本酒酒蔵の近年の縮小傾向に危機感を覚え20代9年間を日本酒の輸出先として世界で最も成長が著しかった中国上海で過ごし、日本酒などの日本の商品を中国で広げる仕事に従事してきた。上海で9年間過ごし、日本酒の海外展開にはワインやウイスキーと肩を並べらるような唯一無二の価値の高い商品開発が必要であると感じ2014年に帰国し日本
初のソーシャルアクセラレーションプログラムSUSANOOの一期生に選出されナオライを創業し浄酎の事業構想を描いた。事業を通してナオライだけでなく地域の各地の酒蔵や田んぼを未来に引き継ぐことを一生をかけて実行したいと考えています。
日本には1200社以上の酒蔵が存在していますが、過去40年で廃業が続き約3分の1の規模に縮小しています。浄酎を通じて日本の伝統文化であり地域コミュニティの中心を担う日本各地の日本酒酒蔵の価値を見直し未来に継承します。
そのために広島県や中国地方に点在する各地の日本酒酒蔵から丁寧に醸された日本酒を仕入れ、ナオライの技術と販路により価値の高い浄酎と発酵アミノ酸エキスを造り、日本酒酒蔵の新しい販路をつくります。結果、小規模でも永続的に日本酒酒蔵が存続する日本酒酒蔵の新しいモデルを示し多様な日本酒酒蔵が日本全体に分散している未来を目指します。
世界中でSAKEの人気が高まっていますが日本酒は新鮮な酒が価値が高いと一般にされており時間のかかる海外流通にはあまり向きません。日本酒を非加熱で浄溜し熟成がきくライスウイスキーのようなお酒浄酎にすることで海外に出せば出すほど価値が高まり輸出を促進できます。各地域の日本酒酒蔵と海外や日本全国の市場を浄酎を通じて繋げて行きたいと思います。
また有機米から醸される日本酒を浄酎に加工する際に生まれる発酵したエキスをコスメや医療の現場に活用して行きます。