私たちがHIカルテを始めたのは、**人や組織の課題は、単純な点数や一度の診断だけでは解決できない**と考えているからです。人が力を発揮できるかどうかは、本人の能力だけでなく、仕事、上司、チーム、組織文化、学習機会、AIなどの環境との関係によって変わります。HIカルテは、人を固定的に評価せず、本人と環境の関係を見ながら、**診断→改善→育成→実践→再診断**を繰り返します。目指すのは、個人・組織・学校・地域が自分たちの現在地を理解し、次に何をすべきかが分かる社会です。
HIカルテでは、最初から点数や結論を出しません。
まず、対象となる企業・学校・地域・個人について、
聞く
→ 見る
→ 資料で確認する
→ 数字で確認する
→ 原因仮説を立てる
という順序で情報を整理します。
情報は、
F:Fact/確認できた事実
V:Voice/当事者の発言・申告
O:Observation/現場観察
D:Data/数値・ログ
H:Hypothesis/原因仮説
J:Judgement/暫定判断
に分けて記録します。
さらに、根拠の強さをE1~E4で整理し、十分な根拠がない場合には断定しません。
診断後は、課題ごとに改善方法を検討します。
AIを前提とせず、
A:基本改善
B:デジタル改善
C:AI活用参考案
D:必要に応じた小規模PoC
を比較します。
その上で、
Baseline
Target
Period
Measurement
Owner
を設定し、30日・60日・90日の実行計画を作ります。
90日後には、
本当に業務が改善したか
人が成長したか
組織の連携が変わったか
学習が続いているか
成果が数字に現れたか
を再診断します。