プラズマ殺菌装置を活用して、人と環境にやさしい農産物の鮮度保持ソリューションを提供する
大学で開発されたシーズを活用し、収穫した柑橘類のカビの発生を防ぐプラズマ殺菌装置を開発しています。常温下でも薬剤を用いずに柑橘の表面殺菌でき、実証実験の結果、倉庫内で保管中にカビが発生し、廃棄する柑橘類の数を、従来の3分の1に低減することが確認できました。
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サービス紹介文

地球温暖化の影響などをうけ、冬に柑橘類を収穫して春先まで常温で貯蔵するという従来の流通方法が適応しづらくなってきています。近年では貯蔵倉庫内の温度を下げるための冷却装置が販売されていますが、300万円前後の購入費がかるうえ、追加で光熱費も発生してしまう点が課題となっていました。

そこで当社は柑橘類の鮮度を保てるプラズマ装置を生産者に無償で提供し、装置の効果でカビが発生しなかった柑橘類に対して一定の費用を得るビジネスを、今秋から本格的に展開していきます。装置は太陽光でも稼働できるため、今後は海外や途上国での応用も視野に入れています。農作物のサプライチェーンを見直し、世界中で発生している食品廃棄の問題の解消にもつなげていきます。

なぜやっているのか

温暖の影響で冬場であっても柑橘の鮮度保持が難しくなっています。長崎県の長与町では常温倉庫で廃棄されるみかんが25%であることがわかりました。日本では農作物のポストハーベストは法律で禁止させており、農薬を使わない鮮度保持技術が求められています。

どうやっているのか

弊社のソリューションは柑橘の貯蔵倉庫に設置する小型のプラズマ殺菌装置です。 長崎県の長与町の貯蔵倉庫で行った実証実験を行いました。同じ広さの常温倉庫が2つあり、一つは比較対象区、一つに弊社のプラズマ装置を設置し、1か月半柑橘コンテナ内の腐敗果の数を数えました。結果、プラズマ装置を設置した倉庫は腐敗果を3分の1にすることができました。装置は置いて電源を繋ぐだけ、常に稼働しているわけではなく、電気代も月当たり109円、薬剤なども使わないので、ランニングコストが一切かかりません。

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担当者様、こんにちは。 プロフィールを拝見させていだだき、○○の部分にとても興味を持ちました。 もう少し詳しくお話していただくことは可能でしょうか? よろしくお願いします。
担当者様、こんにちは。 私も○○のようなサービスを運営しているのですが ぜひ、一度お会いして情報交換などできないかと思いメッセージさせていただきました。 よろしくお願いします。