温暖の影響で冬場であっても柑橘の鮮度保持が難しくなっています。長崎県の長与町では常温倉庫で廃棄されるみかんが25%であることがわかりました。日本では農作物のポストハーベストは法律で禁止させており、農薬を使わない鮮度保持技術が求められています。
弊社のソリューションは柑橘の貯蔵倉庫に設置する小型のプラズマ殺菌装置です。 長崎県の長与町の貯蔵倉庫で行った実証実験を行いました。同じ広さの常温倉庫が2つあり、一つは比較対象区、一つに弊社のプラズマ装置を設置し、1か月半柑橘コンテナ内の腐敗果の数を数えました。結果、プラズマ装置を設置した倉庫は腐敗果を3分の1にすることができました。装置は置いて電源を繋ぐだけ、常に稼働しているわけではなく、電気代も月当たり109円、薬剤なども使わないので、ランニングコストが一切かかりません。