少子高齢化の急速な進展に伴い、乗る人のいない空気バス、廃業するタクシー会社が増えるなど、移動を取り巻く社会環境の悪化が深刻化しています。
こうした背景から、ドア・トゥ・ドアで交通過疎地をカバーできる交通手段のニーズが増えています。
私たちは、デマンド交通サービスの提供を通じて、好きなときに、好きな場所へ、気楽に外出できる社会をつくりたいと思っています。
自治体運営の公共交通として、路線バスやタクシー・コミュニティバスの代替手段、または補完交通として、デマンド交通システムのSaaS提供を始めました。
ここから視点を広げ、民間事業者が運営する生活交通をサポートするシステムとして、駐車場や免許がいらないモビリティプラットフォーム(自家用無償運送)として、様々なユースケースを模索しています。
石川県七尾市の社会医療法人財団・董仙会様とタイアップさせていただき、患者様の自宅と医療施設をドア・トゥ・ドア送迎する「楽のり君」という無料送迎サービスを展開しています。
厚労省が主導する「地域包括ケア」の成立にあたっては、地域の関係施設を結ぶ移動手段がカギとなります。
公共交通に依存しない、民間運営型の送迎サービスの事業継続性を検証していきます。
※第1回日本サービス大賞「総務大臣賞」受賞
JTBコーポレートセールス様とタイアップさせていただき、「EVモビリティ・オンデマンド」と題して、インバウンド観光客にも使いやすい、ホテルや商店が運営する送迎システムとして検討を進めています。
https://www.mirasapo.jp/gbn/report/vol16.html