CRUST
製パン事業者とクラフトビール醸造所を繋ぎ、廃棄パンを原料にしたビールを生み出し、さらにビール造りの工程で出た麦芽のかすを使用し、廃棄ビールからパンを生み出す。フードロス削減に挑戦する社会貢献型のサービス。
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サービス紹介文

日本では、まだ食べられるのに廃棄される、いわゆる「食品ロス」が650万トン、これは、世界の食糧援助量の1.6倍に相当します。また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると"お茶腕約1杯分の食べもの"が毎日捨てられています。元々パン職人として働いていた私は、当時から廃棄問題への関心がありました。然し乍ら、自分ひとりで出来ることは、廃棄されないように”売れるパン”を作ることだけでした。その努力の限界に気づいた時に、「廃棄パンから生まれたビール「TOAST AIL」」の仕組みを知り、これであれば”業界”に対して働きかけることができるのではないかと考えました。特に日本では、パン屋が1万店という多さと、昨今流行っているクラフトビールの店の多さが”資源”としてあり、小さな循環システムを多数作ることができるのではないかと思います。 そして、その先に考えているのは、「廃棄ビールからパンを生み出す」という逆の発想です。ビール造りの工程で出た麦芽のかすには、実は多くの栄養が残っていることが分かっています。一方向のリユースの流れだけでなく、双方向、まるで円のように循環する仕組みづくりを目指しています。

なぜやっているのか

パン屋における食料廃棄問題。一般社団法人 日本パン工業会によると、2015年の廃棄物発生量は177.3(千トン)、CO2排出量は1,070,183。小規模ビール事業者の廃棄される麦芽かすは、年10トン。2050年には全世界の人口が90億人に達すると予想され、地球上の全ての人に食べ物を行きわたらせるためには、食料生産量を現在の2倍に増やさなくてはならないと言われています。つまり、今後の食料危機が懸念されているにもかかわらず、大量の食料廃棄物が存在している状況です。どの事業者も、独自で食品ロス削減に動いてはいるが、あくまで個別の動きに留まっているため、業界の垣根を超えたムーブメントを生み出すために、CRUSTのプロジェクトをはじめました。

どうやっているのか

日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は650万トン、これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成30年で年間約390万トン)の1.6倍に相当します。また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると"お茶腕約1杯分(約132g)の食べもの"が毎日捨てられていることになるのです。「もったいない」と思いませんか? 廃棄パンからビールを生み出す試み、廃棄ビールからパンを生み出す試み、はそれぞれ世界中で行われているプロジェクトです。然し乍ら、あくまで一方通行であり、片方の事業者としての動きに留まっています。これを、双方向、まるで円のように循環する仕組みづくりを目指しています。

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担当者様、こんにちは。 プロフィールを拝見させていだだき、○○の部分にとても興味を持ちました。 もう少し詳しくお話していただくことは可能でしょうか? よろしくお願いします。
担当者様、こんにちは。 私も○○のようなサービスを運営しているのですが ぜひ、一度お会いして情報交換などできないかと思いメッセージさせていただきました。 よろしくお願いします。