バングラデシュは、“アジア最貧国”との称号ははるか昔のものとなり、2026年に国連定義の後発開発途上国(LDC)から外れ名実ともに中所得国になります。
10年超に亘る6-7%経済成長、1.7億人もの人口、5Gインターネット、インフラ開発などを経て、成長の勢いは更に増しています。
2006年ノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行に代表されるように、マイクロファイナンス産業は会員数2,500万人、貸出金残高1.5兆円を擁し、同国の重要な金融インフラに成長しています。
先進国と遜色ないIT環境とマイクロファイナンス産業の巨大顧客基盤を組合せ、中低所得層、また彼らが従事する産業のデータエコシステム構築により、ビジネスを通じた更なる経済発展・生活の質向上への貢献をするため、同アプローチを始めました。
同国GDPの12.6%を占める農業からのアプローチを開始し、稲作を通じたカーボンクレジット創出事業を通じて、同事業の収益化とともに、農業の様々な観点からの情報をデータ化、分析することで、定量評価、EBM(証跡ベース経営)導入、更には複合的な収益機会創出を目指しています。
農水産業プロセスデータに基づくカーボンクレジット創出はアプローチの一つであり、製造業など他産業、更には金融業(融資、生損保)への応用による多層的な収益機会の拡大を進めます。
中低所得層たるマイクロファイナンス利用者層に対するマス・マーケティングは、事業スケール拡大のみならず、彼らのQOL向上につながり、SDGsたる貧困撲滅、金融包摂を実現します。