さとうきびの未利用資源バガスを活用した衣食住プロジェクト
世界で年間約18億トン生産される世界最大級の農作物であるさうきびから、搾りかすとしてバガスが大量発生します。このバガスを原材料にして、「衣(アパレル製品)」「食(食品加工)」「住(資材化)」を開発し、さとうきび未利用資源を軸とした循環型経済モデルを確立します。
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サービス紹介文

バガスは、製糖時に発生する副産物です。バガスは、世界中で発生していますが、未だ明確な利用用途は確立していません。
私たちは、この「バガス」を原材料に3つの事業を展開しています。
➀「バガスを原材料にしたアパレル製品の開発」
バガス粉末を使った生地を開発し(特許取得済)、当該生地を活用したジーンズやシャツ、バッグ、帽子などアパレル製品を開発・販売しています。
➁「バガスを原材料にした食品の開発」
バガスは、豊富な食物繊維を持っています。➀と同様に粉末化したバガスと、そのほか食材を組み合わせて、「金平糖」「カレー」「パンケーキミックス」など食品を開発しています。
➂「バガスの資材化」
バガスの硬い繊維性という特徴を生かし、ポリ乳酸と混合した資材の開発を行っています。合板素材やプラスチック食器の代替品など環境に配慮した素材としての展開を行います。
本プログラムでは②のバガスを原材料にした食品開発を行います。バガスは腸内環境改善効果、抗酸化活性能、血糖値上昇抑制能、中性脂肪上昇抑制能を有したメタボリックシンドローム予防効果があることが報告されています。本特徴を生かした食品開発を行います。

なぜやっているのか

私たちは、「ethicalをモットーに、持続的で魅力溢れる"地域design"を創生する」ことをビジョンに掲げています。本ビジョンの下、日本各地の地域創生を目的に、地域経済の活性化、1次・2次産業の雇用継承問題の改善、新たな産業価値の創出を通し、地域の本質的な魅力づくりに、貢献していきたいと考えています。その中で、沖縄県のバガスの未利用問題に注目しました。国内のさとうきび産業は国の保護政策の下成り立っています。保護がなくなると国内のさとうきび産業は数年で成り立たなくなると言われています。その背景として、現状のさとう生産だけでは海外の大規模農業によって生産されるさとう製品に価格面で競争できないためです。そこで、当社はさとうきびの未利用資源であるバガスに注目しました。バガスを使った製品を開発することで、農家の収入向上につなげ、国の保護政策に依存しなくても自立できる産業に発展させることを目標として当事業を行っています。私たちはバガスを衣類や食品、住素材の原料に利用することで廃棄されるバガスを有効活用し、アップサイクルすることで高付加価値品を生み出し、地域産業の発展に貢献できると考えています。

どうやっているのか

私たちは設立3年目、役員含めて3人の会社です。すべてを行うにはヒト・モノ・カネの資源が不足しています。そこで、私たちの取り組みに賛同してくださる企業や個人の方々の協力を得て事業を行ってきました。例えば、「衣(アパレル製品)」では沖縄県内の企業のみならず、岐阜県や広島県の企業の協力の元、バガスを使ったジーンズなどの繊維製品の開発に成功し、自社の店舗及び自社ECサイトで販売しています。また、「食(食品加工)」では、バガス粉末を生産する会社や食品企業とコラボレーションすることで新商品の開発を行ってきました。バガス粉末を使用した金平糖は2020年秋には(株)JAL JTAセールスの協力の元、沖縄県内空路(離島線)のJAL機内で機内販売や沖縄県内の空港(離島含む)での販売することが決定しています。「住(資材化)」に関しては、大学や研究機関と共同研究を行うことで市場需要を満たす素材の開発を行っていきます。以上のように、外部の企業や大学・研究機関と連携することで、バガスの有効活用を積極的に進めています。

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担当者様、こんにちは。 プロフィールを拝見させていだだき、○○の部分にとても興味を持ちました。 もう少し詳しくお話していただくことは可能でしょうか? よろしくお願いします。
担当者様、こんにちは。 私も○○のようなサービスを運営しているのですが ぜひ、一度お会いして情報交換などできないかと思いメッセージさせていただきました。 よろしくお願いします。