料理をしなくても生きていけるこの時代に、なぜ料理をするのでしょう
世界約50ヶ国を旅して、気付いたのはユニバーサルな食の幸せでした。
2年で9回行ったイタリアで、各地のマンマが教えてくれたのは「料理の豊かさ」でした。
今の世の中には、便利な冷凍食品、缶詰、デリバリーが溢れ、料理をしなくても、簡単に安く食事を済ませることも出来る時代です。
しかし、受験の日の母のお弁当、バレンタインで作ったチョコレート、愛する人との日々の食卓、
思えば自分をこれまで作ってきたのは、心のこもった料理でした。
皆様も、きっとそんな料理があると思います。
料理が持つ「豊かさ」は、今も昔もこれからも私達を育んでくれるでしょう。
1人でも多くの人が、「美味しい!」を自ら作ることの楽しみを感じ、
料理を通して、周りの人と、地球と、共に生きていることを感じられますように。
そして、世の中がもっと温かく、豊かになりますように。
料理を通して人々をエンパワメントし、世の中を豊かにしたいという想いを込めて、全力で精進してまいります。
私のミッションは「料理を通して人々をエンパワメントし、世の中を豊かにすること」です。その想いから、現在は、料理教室「イタリアのマンマ直伝パスタクラス」の主宰や雑誌「1番近いイタリア」の刊行など料理家として活動しています。一般向けのオンライン料理教室ではこの1年間で1300人に料理を教え、企業向けにも社内交流イベントや部活動としてオンライン料理講座やコラボ企画を行ってきました。この中で、参加者からはリピート率8割を超える満足度を頂き、オンラインで料理を学び食卓が豊かになること、料理を通して人々が繋がること、料理を切り口に農業や自然との等身大の関わりを感じられることなど、その価値に確信を持つようになりました。ミッションに向けて事業化し、より大きな社会的なインパクトをもたらしたいと思います。
しかし事業化にはリソースも場数も足りておらず、もっと色んな方々とシナジーを得ながらブラッシュアップしたいと思います。特に企業向け事業は立ち上げフェーズで、企業のニーズを掴み、事業内容を柔軟に作り込まなくてはなりません。最高にワクワクする企画を練り、人の幸せを増やし世の中を豊かにすべく、精進してまいります