会社設立者の高野は町工場の3代目として生まれたにもかかわらず、 そのまま会社を続ぐ気がなかったために自身の道を模索し、 神戸大学を卒業した後にIT会社に就職しました。 節水ノズルのアイディアが閃いたのはそのころです。 父・善行氏のアドバイスと技術指導を受け、 独学で試行錯誤を重ねたのち1年でBubble90の開発に成功しました。 そのBubble90での「2009年“超”モノづくり部品大賞」で大賞を受け、 2010年、 自身の会社デザイナーズギルドを設立、 起業家としての道をスタートしました。 3年前には父親の経営する会社 高野精工社と合併し、 今日のDG TAKANOの経営者として知られるに至っています。
我々は皆同じ惑星に住み、そして地球上にたった2%しかない真水に頼って生きています。しかし、その水も世界の各地域に
均等に割り当てられているわけではなく、気候変動、人口増加や都市部の過密化に伴う水の過剰需要により、世界はまさに「水の危機」と呼ばれる
ほど深刻な水不足に陥っています。この危機を救うことが我々のゴールです。 節水を追求する上でDG TAKANOが大事にしていること、それはユー
ザー志向の設計です。一般の方々や企業の皆様が簡単に効率よく節水し、更に水道代も節約できる、それが我々のビジョンです。製品をご利用いた
だく方々に対するこの想いがあったからこそ、我々はBUBBLE90を別の視点から見直し、サステナブルで、かつコストパフォーマンスも良いという両
方の夢を実現することができました。さらに、世界中の誰もが思い通りに使用し、節水もできる、そんな蛇口を開発するに至りました。