人口減少時代を迎える等、課題先進国である日本の課題の科学技術の開発による解決策は、日本のみならず世界中の課題解決につながる可能性があります。グローバルな展開を開発の初期段階から意識的に組み入れた開発と社会実装を目指しています。
例えば、オフグリッド環境でも経済的かつ安定供給が保証できる電力供給技術は、盗電や電線の盗難等が深刻な問題であるような開発途上国においても有効な解決策を提供できます。
汎用金属と汎用セラミック部材を用いた発電ユニットの高温端の設計最適化と中間部の断熱及び低温端の空冷ファンの設計最適化等に配慮した実証機(出力>10W)を作製し、高効率化と大出力化が可能であることをサポートするデータを取得します。その後はオフグリッドでの電力供給のために段階的な大出力化を進めます。7月23日締切のJST公募事業A-STEPに応募しましたが、プランBとしてPR活動をしています。
商用システム開発のパートナーを求めるべく、所属機関のアウトリーチ能力を利用して広く技術をPRするために出力数W(7W前後)のデモ機を展示します。展示会場は東京国際フォーラム、展示日は2019年10月31日です。