人口減少時代の地域の力は、「何人住んでいるか」だけでは測れないと考えています。地域には、子どもの居場所づくり、高齢者の見守り、環境保全、文化の継承など、日常を静かに支える活動がすでにたくさんあります。しかしその多くは知られておらず、応援も資金も届かないまま、担い手が孤立しがちです。私たちは、地域のために動く人の総量を「地域参画人口」と名づけ、これを地域力の新しい指標として増やしていくことを目指しています。地域で動く人たちに応援と資金と信頼が循環する仕組みをつくること。それがZENTECHの事業の出発点です。
ZEN messengerでは、地域団体が活動を投稿し、住民・卒業生・地域外の応援者が「応援アクション」で関わり、協賛企業がチャージした応援原資が応援の集まり方に応じて団体へ分配されます。誰がどの活動にどう関わり、原資がどう流れたかはすべて記録として蓄積されます。くさのね通信では、その記録をもとに生成AIを活用して月次のWEBマガジン記事を制作し、取材コストをかけずに地域活動の物語を発信します。発信が次の応援者・協賛者を呼び、記録がさらに増える循環をつくります。現在、愛媛県西条市・今治市、熊本県天草市、徳島県内の複数地域で運用し、参加団体は累計73団体、応援アクションは累計3万回を超えています(2026年7月時点)。