新型コロナウィルスの影響で、物理的な人と人との距離が遠くなり、現場での対面コミュニケーションが重要である不動産(現場=物件)・設備保守(現場=工場)・教育機関(現場=学校や博物館・美術館等)といった業界・業種では、課題解決に急を要しているかと思います。また、こういった業務を行う業界では、以前から「現場対応の度に、調整・待機・移動に時間を浪費する」という直接価値を生まない間接業務に多くの時間を使いがちです。そこで、この両者を、急激に技術発展をしているAR(拡張現実)を使った、現場空間を軸とした直観的コミュニケーションによって課題解決できるのではないかと思いました。
様々な企業の方からプロトタイプに対する良いフィードバックを得られ、仮説は確信に変わりました。「1)コロナの影響で、去年からリモートワークのための文化・IT環境が整い始めている 2)AR市場の年平均成長率1.4に期待に沿い、来年ARグラスが多くのメーカーからリリース予定 3)5G普及のために、今、国が後押ししている」事から、価値提供・社会実装ができる絶好のタイミングだと考えています。ぜひ、よろしくお願いします。
弊社は、多様な人材が活躍する基盤を作るために、私たちは「人々の直観理解を促進する」事をミッションに置いております。ARを用いて、人々が新しく目にするモノ・コトに対し、短時間で馴染む事を目的としたアプリ・サービスをご提供します。その結果、互い(人×コト、人×モノ、人×人)の事を知る際の抵抗感を低減し、多様性を長期的に尊重し合える文化を創り出します。
具体的なプロダクトとしてDiveを使い、これまで企業の成長を支えてきた知見を次の世代へつなぎ、新しい世代はこれまでの知見は短期間で習得し、新しい世界を作るための創造に力を注げ、各々の強みを活かせるような「多様な人材が活躍する基盤」を世界に根付けていければと考えています。
近々では、東京都の5G技術活用型開発等促進事業の対象スタートアップとして採択されました。これを機に、一般市場へのARのユースケース・価値の浸透、そして企業方面での浸透につなげていければと思います。