「作物の成長速度の70%は植えた土壌の硬さに依存している」。当社が20年以上携わっている農業現場で積み上げたデータが物語る知見です。そして、当社が提供しようとしているのは、「土壌の硬さ」をコントロールすることで作物の成長速度を最適化するための技術や基準です。土壌の硬さと言う物理性のアプローチは世界的にも未開拓の領域であるのですが、作物の成長速度は生産性や内部品質に直結することから、生産性や効率性の飛躍的な改善に寄与する可能性を秘めています。当然ですが、最適化の前に同じ畑の中で作物の成長がばらつくようでは生産性も効率性も話になりません。当社が最初の提供するのは畑の中で土壌の硬さがどの程度均一化を客観的に知るサービスです。畑の土壌硬度データ（土壌硬度測定器を使い、土中の深さに対する硬さを数値化する）を送ってもらえれば、その畑で栽培する作物の成長がどの程度ばらつく（均一になるか）をWEB上で確認することができます。
私自身が10年近く農業生産、その後に農産物の流通を9年近く経験してきました。
栽培技術を習得することの難しさを経験し、栽培技術に起因する農産物のばらつきが流通販売の苦労に繋がっていることを日々感じてきたのですが、その過程でこの土壌物理性というアプローチに出会うことができました。このアプローチを生産者の誰でも簡単に使えるようになれば、生産者自身の栽培が安定し、農産物供給の安定化がその先で流通販売をする方々の利益につなぐことができるとの思いで土壌均一性評価サービスを始めました。
Agsoilは世界で唯一、土壌物理性について生産性と直結した新しい数値基準を提供することが可能です。
＜ミッション＞
・農業の永続的な発展に貢献する。土壌を通じて作物の成長を最適化する。
＜ビジョン＞
・露地栽培技術の開発でナンバーワン企業を目指す
＜価値＞
・常に生産性の向上や効率化という結果にコミットする
＜事業内容＞
・露地栽培において、気象の影響を最小限に抑え、生産性の向上や効率化につながる製品やサービスを数多く提供する
土壌均一性評価サービスは、農産物生産の安定化を目的とし、機械化による一斉収穫や農産物供給の安定数量・安定品質を進めるために最低限必要な均一性を客観的に評価するものです。土壌の硬さがばらついていると必ず作物の成長もばらつき、生産効率の低下や供給の不安定化を招きます。一方、土壌の硬さが均一だと作物の成長もばらつきが少なく生産効率も上がり、供給のばらつきも少なくなります。つまり土壌の硬さが均一であることは、露地栽培において重要な基本条件なのです。
