私は元々、国家や世論、選挙に強い関心があり、自分で選挙記録をつけていました。信長の野望などのシミュレーションゲームも好きでした。
大学入学後、東京大学松尾研究室系のAIベンチャーでエンジニアと営業を経験し、その後友人と2人でAI受託開発会社を創業して副代表を務めました。受託ではスケールしないと考え、より規模とインパクトの大きい事業を探しました。
その中で気づいたのは、優れた技術や強い思いを持った商品でも、市場に届かないまま消えるものが多いことです。作り手が生活者を分かりきれておらず、分かるための調査は高く、遅いためです。多くの会社は、試さずに出すか、一度しか試せないまま出しています。
国勢調査などの統計分布に合わせて、年代・性別・地域・ライフスタイルの構成をそろえた数千人分のAI生活者を常設しています。一人ひとりが好みと生活の文脈を持つAIなので、回答が平均に寄らず、実際の集団のようにばらつきます。モニターを集める工程がないため、思い立った瞬間に数千人規模の調査をかけられます。
パネルの精度と用途は、何のデータで裏づけるかで決まります。公開データから始め、順に厚くしていきます。
・公開データ(稼働中):統計、公開調査、口コミ
・自社データ(収集中):音声アンケートアプリ「ポイトーク」の音声回答
・調査会社・データ会社のデータ(連携を推進):価値観・生活意識のデータやWeb行動ログ
・顧客データ(構想):過去のインタビューや購買データ