「メディア」とは、直接会っていないひとにメッセージを渡すための媒体です。メモ、看板、本、マスメディア、インターネット…その点ではすべて同じ。人類は、メディアを手にしたときから「歴史」を伝え、直に知らない人の心を動かし、空間を超え時間を超えて活動をすることができるようになりました。メディアに乗せるメッセージが「コンテンツ」で、それは母親のメモ書きから映画に至るまで、企画(コンセプト)、構成(各要素の量と並べ順を決めること)、演出(構成をどのように見せるか消すか)でできています。こうしたメディアの本質を理解したうえで、あらゆる問題に企画で解決策を見出し「メディアになっていない要素」を「メディアにすること」で課題解決をはかります。