「もっと多くの人に、XRの楽しさと可能性を体験してほしい」からです。
これまで防災VRや健康VRゲームを通じて、子どもから大人まで「楽しく学べる」体験を届けてきました。その中で強く感じたのは、XRはまだ一部の人しか体験できていない という現実です。高価なデバイスや専門的な環境が必要なため、興味があっても触れる機会が限られているのです。
そこで私たちは、大型スクリーンを使った「誰でも立ち止まって体験できる仕組み」を考えました。スクリーンの前に立つだけで、自分の動きに合わせて恐竜やキャラクターが反応する。子どもたちは声をあげて笑い、大人も思わずスマホを取り出して撮影したくなる。その瞬間に、「XRって面白い!もっと体験したい!」 という気持ちが生まれます。
私たちが目指しているのは、特別な機材がなくても、地域の商業施設や観光地で誰もがXRを楽しめる世界です。遊びながら学べる体験を福井から全国へ、そして世界へ。ARインタラクションビジョンは、その第一歩なのです。
私たちが大切にしているのは、「技術を見せる」のではなく「人が夢中になれる体験をつくる」ことです。
ARインタラクションビジョンは、最新技術を駆使した派手な映像表現ではありません。子どもが恐竜に手を振って笑ったり、家族が一緒に写真を撮ったり、友達同士で思わずSNSに投稿したくなる。そんな 日常に溶け込む楽しさ を届けることを目指しています。
そのために私たちは、
• 「遊び」と「学び」を一体化させるコンテンツ設計
• 誰でもすぐに楽しめるシンプルな操作性
• 地域の文化や資源を活かしたオリジナル演出
を大切にしながら開発を進めています。
この理念のもと、福井から始まった小さな挑戦を、観光地や商業施設、教育現場へと広げていきます。そして最終的には、XRが“特別な体験”ではなく、“当たり前の体験”になる社会を実現したいと考えています。