ジャストインタイムの生産方式を支える“ジャストインタイム物流”へのニーズ拡大、生産年齢人口の減少や働き方改革といった労働環境面での効率化要請など、物流業界、倉庫業界は大きな転機を迎えている。積み替え拠点を活用した長距離輸送→中距離輸送への転換トレンドや、ハブアンドスポーク方式の普及など、物流業界そのものにも変革の波が押し寄せ、状況によって柔軟に倉庫を選び利用する「短期的な」倉庫需要が高まっている。そこで、すばやく物流拠点を利用可能にし、必要な時に必要な分だけ倉庫が利用できる倉庫のシェアリングサービスを構想した。当社は、倉庫スペースとそれに付随する様々なリソース(設備、輸送手段、人手、情報)を自由に調達できることで、お客様のベストパフォーマンスに貢献し、その先には無駄のない物流戦略やより効率的な拠点展開が当たり前となって物流や社会全体がアップデートされていく世界を目指す。
サプライチェーン、そしてロジスティクスの抱える課題に対して、新たな物流拠点ソリューションを提供していくのが私達の使命だと考え、物流リソースの最適配分を支え、社会に貢献するサービスを作る。「souco」は、倉庫の貸し手/借り手をマッチングするプラットフォームという位置づけでスタートし、サービス内容を順次充実させ、利用者同士がより安心して利用できるよう、物流を支える上で必要な請求・入金サポートや保険を付随させる独自のサービスに発展。システムの改良も同時並行で進めてきた。現状、「souco」は、倉庫を柔軟に確保したい荷主企業および物流事業者にとって、「いつでも、ムダなく、簡単に、好きなだけ」保管場所を確保できる仕組みとなっている。将来的には、物流コストを最小化するような最適な立地にある倉庫および配送ルートが算出され、リアルな倉庫情報も合わせて提供し、そのまますぐに最適な倉庫の契約に進むことも可能となるようなサービスへの発展を構想している。