海外ビジネス情報を収集する場合に主に問題となるのは、「言葉」と「情報環境の違い」という二つの壁です。背景には以下の課題があります。
(1) 海外の情報となると、日本語で検索しても十分情報が得られず、翻訳機能を使いながら見ていくとしても現状ではかなりの無理がある。
(2) 国によって情報環境も異なれば、統計の整備状況もまちまちである。日本国内の情報でさえ、インターネット検索の結果から有用な情報を選び出すのは大変だというのに、どのような政府統計があるのか、民間の調査機関があるのかないのか、著名な経済メディアといえば何があるのか等、国ごとの情報事情がわからなければ、例えインターネット検索ができたとしても、その中から有益な情報を選び出すことは難しい。
上記課題を解決し、海外展開の検討に必要な海外ビジネス情報に日本語で簡単にアクセスできるようにすることで、グローバルな企業活動を効率的に支援したいと考えています。
以下のような情報源から各種情報を入手し、機械翻訳機能を利用しながら日本語の情報ポータルを作成していきます。
【情報源(例)】
海外政府機関・国際機関
海外民間業界団体・メディア
【取得情報(例)】
各国基本統計情報
規制情報、投資環境
消費・生活・ビジネスコスト情報
特定分野の市場情報
また、1歩踏み込んだ情報ニーズがある企業に対しては、要望に応じて必要な情報を収集・分析し、カスタムメイドでレポート作成するサービスを展開し、参入国の絞り込みや、参入可能性のある商品やサービスの抽出、参入仮説の策定に役立つ情報を提供します。