脱炭素社会の進展やAI技術の発達を背景として、安価でクリーンな電力への需要が急激に拡大しています。
バイオマス資源(動植物由来の有機性資源)は、地球に数百億トン規模で存在する再生可能なクリーンエネルギー源として期待されています。
一方、石炭・石油・天然ガスといった他の資源と比較して熱量が小さく、電力への変換効率が低いことから、大部分は経済的に活用することができていません。
仮にバイオマス資源の価値を最大限に解放することができれば、人類は潤沢なクリーンエネルギーを利用できるようになります。
【解決策】
ライノフラックスは、バイオマス資源を従来のように燃やすことなく、水溶液との化学反応を利用することで、クリーンな電力と高純度のCO2として高効率に回収します。私たちの革新的な技術には3点の特長があります。
① 従来技術の1/2以下のコストで発電
② 純度99.9%以上のバイオマス由来CO2を回収
③ 小型化しやすく狭い敷地にも設置可能
当社技術により、これまで経済的に活用することが難しかった豊富なバイオマス資源から、最大限の価値を得ることができるようになります。
【プロダクト】
ライノフラックスは、“ライノハウス”と呼ばれる次世代のプラントを設計・開発し、お客様に提供します。
【技術】
"湿式ケミカルルーピング技術"は、京都大学の反応工学研究室で生み出された次世代のエネルギー変換技術です。
従来のようにバイオマス資源を燃やすことなく、水溶液に含まれる金属イオンの酸化・還元反応を用いることで、クリーンな電力と高純度のCO2を高効率に回収します。