私がこのサービスを展開するのは脱炭素において、個人が行動するための仕組みづくりができていないと感じたからだ。
私はこれまで、投票の質と量を向上させることを目的とする、NPO法人Mielkaの代表理事として選挙の意思決定における仕組み化に取り組んできた。
その中で、地球温暖化問題における「個人の行動を変容させる仕組み」がないことに非常に危機感を抱いた。そこで、生活者がCO2を減らしたくなる仕組みを作り、社会のルールの中から環境問題を解決していきたいと考えた。
今の社会は、熱狂的に環境問題に取り組む層とそうでない層に分断されている。そんな社会で、脱炭素に関する取り組みを一過性のブームではなく、一人でも多くの人に習慣化させる必要があると考える。
私たちの手で日本のカーボンニュートラルを実現するという強い思いを掲げ開発したアプリ、それこそが「CABOCHA」である。