たとえば、"コーヒー=スタバ"といったように、占いといえばここというサービス・店舗が存在しなかった。また、ネイルクイックやお直しビッグママなど、商業施設など人流が多い場所で、多店舗展開するサービスがあるが、占いはどこにもなかった。デパートの隙間のようなものだけで、胡散臭いイメージしかわかないようなものだけで。それなら、オシャレで明るい雰囲気で、ネイル屋さんのような感じで展開したらどうかとスタートさせたのが、マリーシェル占い館吉祥寺店で、OPEN直後に駅ビル進出に成功し、アトレ秋葉原店をスタートさせた。リピーターを獲得するために、占いの技術を向上させる教育、販促手法を開発し、コロナで都内の店が顧客がひとりも来ない状況が1週間続くようなところも出てくる中、確実に数字を伸ばし、2021年度は上期売上評価表彰2位を獲得するまでに至る。首都圏主要駅10か所を抑え、22年3月に開始するマリーシェル占い館Uranowが全国500か所になれば、"占い=マリーシェル"というイメージが定着するだろう。
マリーシェルの占いなら、いじめで悩む子どもを救ったり、自殺の防止につながる。これは松戸で期間限定店舗を行って感じたことです。自殺を考えていた人を年に3度救った体験を機に、マリーシェルは駅ビルで活動し、いじめ相談や自殺の抑止を行っていくことを心に誓い、それを実現させました。子どものいじめ相談などはすべて無料で受ける。営業度外視の取り組みを、これまで各店で続けておりますが、コロナ禍でもうまくやってこれました。通勤・通学の要所となる駅でのこの取り組みを今後広げていきたいと思います。