プライベートなフォトメッセンジャー Picsee
「Picsee」(ピクシー)は、「写真を撮ってから共有する」というステップを無くすことで、「写真共有」ではなく「ビジュアルコミュニケーション」を提案するスマートフォン用アプリ(iOS + Android)です。
Picseeの基本的なコンセプトは非常にシンプルです。それは「写真」ではなく「カメラロール」をプライベートでつながりのある人と共有するというものです。しかも共有のカメラロールは、相手やグループに応じて好きなだけ作ることができます。カメラロールを共有している人同士は、シャッターボタンを押すだけで瞬間的にお互いに写真が届けられるようになります。
ディヴィデュアルでは、このとてもシンプルなアイデアに対して2年の時間をかけて、アプリを通して最も自然なコミュニケーションの形が現れるように、ゆっくりと丁寧に醸成させてきました。その開発と度重なるテストの過程でPicseeは当初のアイデアであった「写真を撮るだけで共有できる」ただ便利なアプリではなく、「写真を使ってビジュアルなコミュニケーションをする」、新しいライフスタイルを提案するアプリへと変貌を遂げました。
なぜ「共有のステップ」をなくすことでビジュアル・コミュニケーションが生まれるのでしょうか。その理由は、「過去に撮られたたくさんの写真の中から選んで送る」というこれまでの写真共有の方法と、Picseeが提案する「いま自分が見ているものを撮って見せる」というスタイルの違いにあります。つまり、Picseeで写真を撮るということはそのまま、カメラロールを共有している相手に向けて「今自分が見ているものをあなた(たち)に見せたい」というメッセージを送ることになるのです。
メディア掲載事例(一部):
・WIRED.jp 「カメラロールを共有」するアプリ『Picsee』の可能性」
http://wired.jp/2014/12/24/picsee/
・THE BRIDGE: 目指したのは人間らしさの実装ーー開発に2年を要したビジュアルコミュニケーションアプリ「Picsee」
http://thebridge.jp/2015/01/picsee
・HRなびリクルート: まなざしを共有するアプリ「Picsee」は、言語先行のコミュニケーションのあり方を変容させるのか
http://hrnabi.com/2015/05/07/7183/
・リクルートホールディングス SPECIAL TALK SESSION: 【中編】対談:ドミニク・チェン×近藤玄大が語る、人間らしさとテクノロジー
http://www.recruit.jp/meet_recruit/2015/08/og07-2.html