スピークは、全てのがん患者さんに向けたサービスです。おしゃべりするように気軽に仲間や支援者と情報交換ができる場所を構築し、がん患者さんの体験する不安を解消していきます。スピークには、コラム、コミュニティ、サポーターの3つの機能があります。コラムは、がん治療中の生活について、がん学会のガイドラインに基づき病院で医療者が説明する内容をまとめてあります。コミュニティは、匿名で参加できるがん患者さんだけのアバターコミュニティで、支え合う仲間と出会えます。サポーターは、がん患者さんをサポートする専門家や先輩患者さんたちの集まりです。このスピーク上の情報は、個人が特定されない形で集めてビッグデータ活用されます。ここには患者さんのリアルデータが蓄積されます。これを定量・定性的に分析した情報を活用し、未来の患者さんの治療生活を豊かにしていきます。具体的に、患者中心の医療づくりに取り組む企業や研究者への提供を検討しています。また、患者さんとの直接のつながりを生かして、治療や療養中の患者さんの個人のタイミングや地域、好みに合わせた情報の提供ができるようになります。