出発点は「言葉・文化の壁で医療安全が揺らぐ現場を変える」ことでした。
ヒンディー語患者対応に苦慮する医師の声から、当時ボランティア依存で持続しにくかった医療通訳の実情を直視し、通訳者・医療者・患者を確実につなぐ“仕組み”をつくりました。

患者個人向けアプリ発想から転じ、「患者さんのために医療従事者を全力で支える」B2H（医療者支援）に軸足を置いたことで普及が加速。以後、研修・体制整備まで面を広げ、社会インフラ化をめざしてきました。

mediPhone（メディフォン）は、「言葉の壁がない安心」を広げ、外国人患者が“いつもの患者さん”として受け入れられる環境をつくることを目指します。

▪️ 医療安全を守るために
通訳者の採用・育成、録音データを用いたレビュー、IC・ムンテラ対応、賠償責任保険の加入など、プロセス全体で品質を確保しています。

▪️ 現場の負担を減らすために
電話・ビデオ通訳を中心に、AI翻訳、文書翻訳、多言語入電など、既存の端末からすぐに使える仕組みを整えています。

▪️ 続けられる仕組みにするために
院内研修やマニュアル整備、情報提供などのサポートを通じて属人化を防ぎ、組織としての力に定着させています。

今後は都市圏を超えて全国へ普及し、どこでも当たり前に使える社会インフラとしての医療通訳を目指します。
常に患者さんと医療従事者に寄り添いながら、サービスを磨き続けていきます。