ナノティスは2016年に東京大学発ベンチャーとして創業され、「病魔と闘うすべての人に、迅速・的確なNoticeを提供する」というミッションのもと、次世代の迅速検査デバイスの研究開発を行っています。まずはインフルエンザを対象とし、医療現場のニーズに応える専門技術不要の高感度検査の実現を目指します。
感染症の拡大防止には早期検査の実現と治療、患者隔離といった迅速な対応が重要であり、昨今の新型コロナウィルス流行を受け、迅速・簡便・高感度なスクリーニング検査の重要性が改めて認識されています。ナノティスで開発中の要素技術はインフルエンザ以外の感染症や食品検査等、多様な領域へ応用可能なプラットフォーム技術であり、将来は個人宅など医療機関以外での一次スクリーニング検査、遠隔医療との連携や、世界規模での疫学調査への応用などを目指し、革新的なヘルスケアシステムの構築を推進する予定です。