患者は、体調が悪いのに自分で考えながら次々と問診へ回答しなければならないストレスを与えられ、問診の品質は低下し、問診時における患者満足度も大きく低下してしまう恐れがある。また、医療機関での診療の後にさらに調剤薬局で重ねて同様の問診を受けるという負担は患者には納得できない。本システムをを利用することで問診時における患者満足度を大きく向上させ、薬剤師の専門性を生かして問診の品質を向上させることができ、医療機関と調剤薬局との双方で重複した問診が行われることによる患者側の負担や非効率さを回避して薬局での待ち時間を短縮することができ、薬剤師に服薬指導や薬剤交付後の服薬フォローアップ情報の収集の機会を確保させることができ、さらに薬局と医療機関との間で「医療機関で行っていた問診を薬局が行って医療機関に報告するという医療タスクシフトを伴う医薬連携」を実現し、患者に対する調剤薬局のコミュニケーション機会やビジネス機会を増加させて薬局の事業を活性化させることができる「薬局を活用したオンライン問診システム」を提供することを目的とする。