ふるさと納税事業を始めた背景には、自身の経験をもとに、旅行先などのの現地でふるさと納税ができ、即時返礼実行されれば地域の活性化に大きく寄与すると考えた。地方で事業に携わる中で強く感じた「寄附が地域経済に十分循環していない」という課題意識がある。従来のふるさと納税は、返礼品が物品中心となり、寄附額の多くが地域外に流出してしまう構造だった。そこで左右田は、寄附者が現地で寄附し、その場で使えるデジタル返礼ポイントを通じて、飲食・宿泊・体験など地域内消費を直接生み出す仕組みを構想。寄附者、自治体、事業者の三方が利益を得る「域内循環型モデル」を実現するため、LOCOPAY社を設立し、ふるさと納税を“地域共創の起点”へ進化させようと考えた。
現在は新たなサービス提供に向けて、まずは自治体の理解度の深め、制度として利用可能なものは活用し、地域活性化の一助となるべく提案し続けいている。法人設立して数年になるが、目指す形には程遠い。今もなお活動できている背景は、保有特許の精度や提案しているアイデアの面白さが継続しているモチベーションになっている。
なかなか新しいことを自治体に落とし込むのは想像以上に難しいですね。。。。