先日、九州電力総合研究所様よりペルチェ素子を利用したタンクレス給湯器の研究開発の委託を頂きありがとうございます。今回の研究開発でペルチェの性能および熱交換器の特性を上げることにより、市場導入ができることを実感致しました。しかし、現状の問題点として、ペルチェ素子は一般的にビスマス・テルルというレアメタルで製造しております。この素材は枯渇する素材であるため、今後、タンクレス給湯器を販売するにあたり問題となります。しかしながら、弊社の関連会社でマグネシウムとシリコンを使ったペルチェ素子を現在開発しております。現状性能試験を行っており、来年の頭には商品化を目指しております。このペルチェ素子は、現在のペルチェ素子の約３倍の性能を有しております。このペルチェ素子をタンクレス給湯器のペルチェとして採用します。これにより、商品を販売する時には製品の性能を上げ、かつ価格を下げることが可能となります。また、水をお湯に変換する熱交換機は、このペルチェ素子の整合性のとれた商品を開発することにより、ガス給湯器と同等の性能を出すことが可能となります。ご協力をお願い致します。