コロナ禍で増えた自宅時間により孤独感を強くなったというデータもあります。僕も仕事はリモートワークになり会話頻度が減り、打合せがなければ一日誰とも話さない、という寂しい日もありました。オンライン化は便利な反面、以前より雑談も減り、ある打合せ終了後にメンバーの一人から「思い出の場所」プレゼンが始まり、その場所の写真、映像をメンバーが画面共有して話し始めると盛り上がり、これがヒントとなり映像と音をバックに会話ができればと考えTalkWaveを作りました。
心理学としても、ネット上で知り合った人と会話することなく対面すると、入ってくる情報量が多すぎて困惑すると言われています。文字情報だけのチャットのみで会うよりは、会話という聴覚情報を経てから会う方がギャップが少ないということです。ネット上で知り合った人と実際会う場合に事前に会話をしておきたいか、という調査では、「事前に会話しておきたい」「できれば事前に会話しておきたい」という方が約70%となっています。昔から「話せばわかる」と言いますが、話せばその人の雰囲気、人となりを感じることもできるので、TalkWaveでは、会話をメインにしています。
TalkWaveは、男女が1対1で、リラックスできる映像と音の「Room」で会話ができるサービスです。働き方が変わる中、企業のDX化が進む中、今後もリモートワークはある程度続くと考えています。そんな中で、「誰かと話したい」「話すことで心が落ち着く」、そして話して気が合った人とは「次は一緒に行ってみよう」という行動変容につながるRoomを増やしていきます。
・観光協会等と連携し、国内観光地の映像と音のRoomを用意し、地方創生としての送客支援
・非日常を感じるスポット映像や音源だけでなく、身近な場所で行動変容につながりやすい場所のRoomを構築
・Roomを活用した新たな広告事業
・音の研究を進めている大学教授と協業し、よりリラックスして話すことができるRoomの構築