光干渉断層計(OCT)は、より深く、より早く、より精細を目標に開発が行われています。弊社は新方式を用いて今まで見えなかった散乱波雑音に埋もれた画像情報を取り出すことにより、より深い体組織内部を観察できる方式の開発に取り組んでいます。より深い体組織内部の観察にはいくつかの方法が提案されていますが、それらの方法は主にレンズを用いた光学的な方法であるためプローブ部分は大きくなり、内視鏡型OCTや、心臓カテーテル型OCTへの応用は難しい、一方弊社の新方式は雑音以下の信号を取り出す通信技術を応用したものでありプローブ部分は従来の小型化技術が使えることに特徴があります。このように内視鏡型、カテーテル型OCTで奥深くが見えることにより、心臓血管、子宮頸がん、消化器系診断など医療現場の改革に大きな貢献ができると考えます。