私たちの原点は、2000年に代表者が起業した有限会社ケイフィールドにあります。創業当初からナレッジ・マネージメントの研究に取り組み、WEB技術の進化とともにリンク・タグ・ブログを活用した知識活用の仕組みを模索し続けました。しかし、どれだけ技術を取り入れても「単なる検索の域」を超えた新たな知識創出には至らず、長年の葛藤が続きました。
転機は生成AIの登場です。2019年3月、同じ代表者がAI研究開発に特化した株式会社サキヨミAIラボを新たに設立。生成AIの可能性に触れた瞬間、「2000年から追い求めてきた次世代ナレッジ・マネージメントへ、ついに進化できる」という確信を得ました。
同時に、私たちは深刻な社会課題を目の当たりにしていました。社員が社外の無料AIに社内データを貼り付けるシャドーAIによる情報漏洩リスク。「活用を進めると統制が崩れる、統制を強めると現場が動かない」という、多くの企業が直面するジレンマです。
「同じ生成AIを使っても、自社の知識を加えた者が差をつける。」この信念と、そのジレンマを同時に解決したいという想いが、KnowledgeLM開発の決意につながりました。
私たちは、KnowledgeLMを通じてひとつの世界を実現したいと考えています。それは、労働人口の減少や市場・環境・政治の急激な変化が続くこの時代に、自社に蓄えた知識を武器として新たな価値を創出し、ビジネスの継続性を自ら切り拓く企業が数多く登場する世界です。
私たちの設計哲学は「統制が強いほど、活用も広がる」という逆説にあります。管理者が安心して全社展開できる統制基盤があるからこそ、現場は恐れなくAIを使い倒せる。その循環が、組織全体の知的生産性を底上げします。
私たちのミッションは、「単なる生成AIの消費者」ではなく「知識で差をつける企業」を増やすことです。個人が持つ経験・ノウハウ・判断軸をAIに組み込み、組織の資産として循環させることで、一人ひとりの可能性を10倍に引き出す。そのための基盤がKnowledgeLMです。
エンジニアがいなくても現場が自走できる、生成AI活用の民主化。2000年からのナレッジ・マネージメント研究と、2019年以降のAI研究開発で積み重ねてきた知見のすべてを、このプロダクトに還元し続けます。