医療業界は、冬の時代に入りつつある。多くの病院も黒字化が難しい時代になった。これからは、診療所も今後さらに厳しい時代になる。そのような時に、大切なことは地域の皆様の本当の意味での「かかりつけ医療」を行うことである。外来診療だけではなく、最期の在宅医療迄を行う、「かかりつけ医療」が今、大きくクローズアップされている。本来ならば、地域の医師会や、学会などもそのような機能を持つべきという意見もある。しかし、組織の体質は急には変えることはできない。弊社では、「かかりつけ医療」を自ら実行している、診療所院長を中心として、地域医療に特化した診療所のコミュニティを作ってきた。現在、定期的な研究会を開き、医療人材が参加し、そこで、医療企業がプレゼンを行うシステムを確立しつつある。今は首都圏であるが、2020年以降は、スギ薬局様とのコラボレーションも行いながら、全国的な組織にして、行く予定である。