創始者は宮崎県で10年間商品開発コンサルタント業務を行っており、また過去8年間県内の障がい者施設で工賃向上支援をしてきた。その経験の中で、非常に大胆で伸び伸びとした、素晴らしい絵を描く事が出来る人がいることに気づいた。ただ、本人はその才能に気づかず、世に出すこともできない場合が多く、誰かが彼らの作品を世に出すサポートをし、それが収入に結びつくようなビジネスを立ち上げることが必要だと感じた。
障がいのアーティストが描いた原画をデジタル化し、クリエイターがデザインを整えて企業の商品パッケージやポスター、名刺などへ展開している。障がい者が描いたからと、「支援」の目的で世に訴えず、単純に「デザイン性の良さ」でプロモーションを活動を行っている。創始者は台湾とのビジネス交流歴も長く、社会起業の新たなモデルということで、今年6月に高雄で開催された国際的な社会起業家コンファレンスでスピーチを行った。