(概要)
地域の農産物生産農家・農園様における摘果、B級品、茎など商品にならない未利用材を活用し、ポリフェノール等有用成分たっぷりの中間素材に変換し、健康食品、化粧品等の原料として提供していくプロジェクト。
対象例:ブロッコリーの出荷後に残る茎部分
柑橘系の摘花、摘果、B級品売れ残り、搾汁後の皮
選果場などで規格外品としてはねられた農産物
(従前の6次産業化、道の駅商品との違い)
特殊な技術を持つ低温での固液分離装置を活用することで、エキスと固体(一部農産物では精油も)に分けられる。植物の有用成分は非常に熱に弱いが、ここでは植物が生存している低温度帯で蒸留するため、殆どすべての有用成分抽出が可能。その為、50℃で不活性化する酵素も論理的に活性したままであり、熱に弱いポリフェノールも従前になかった高純度で検出できており、そこに新たな価値を創造できる。(甘夏では5.5g/100gと通常の高ポリフェノール含有商品の10倍超)
その中で素材の分析面で有名大学と共同研究したり、地域活性化、地域発の新しい産業創出も視野に発展させていきます。