高校生が地域に暮らしていても、その地域の産業、食文化、歴史、生産者、企業について深く知る機会は決して多くありません。
一方、地域には魅力的な食材、企業、観光資源、文化がありながら、その価値が十分に伝わっていないという課題があります。
ハイスクールコッペプロジェクトは、高校生自身が地域を調べ、地域の大人に会い、地域の魅力を自分たちの言葉で再編集する機会をつくることで、「地域を知る教育」と「地域を外へ伝える活動」を同時に実現します。
私たちは、商品開発をゴールにはしていません。
高校生が地域を学び、その魅力を商品や動画、SNS等を通じて発信し、それを受け取った人が「この地域をもっと知りたい」「実際に行ってみたい」と感じるところまでを一つの体験として設計しています。
高校生を地域の受け手ではなく、「地域の魅力を発見し、未来へ伝える担い手」にしていくことが、このプロジェクトの目的です。
学校の正規授業・課題研究等と連携し、年間を通じてプロジェクトを実施します。
高校生は、地域の歴史・食文化・観光資源・企業等を調査し、生産者や地域企業への取材を行います。
その後、地域食材や地域の物語をもとに商品を企画し、地域企業や製造事業者とともに試作・改良を重ね、商品化します。
商品にはQRコード等を活用し、生産者インタビュー、観光地紹介、高校生自身が制作した動画や地域情報へ誘導します。
さらに、活動資金の一部を高校生自身がクラウドファンディングを企画・発信して調達し、販売・SNS発信・メディア発信まで経験します。
現在は、商品販売で終わるのではなく、「食べる→地域を知る→興味を持つ→旅を検討する」までをつなぐモデルへ発展させています。