携帯ジャミングについて

劇場・コンサートホール・映画館・レストラン・喫茶店などで携帯電話の着信音が他の方々に迷惑をかけると電波妨害をしようとする動きがあります。
総務省は「携帯電話等の通信抑止装置」と呼んでいます。

http://www.kannsi.com/carry-telephone-jammers/c-2.html
通称　ジャマー（jammaer)　と呼ばれています。
妨害物。邪魔者。また、妨害電波発信機。電波妨害装置・携帯電話電波妨害機・電波遮断器・携帯電話信号ジャマー・迷惑携帯電話防止機・GPS電波遮断機・GPS専用電波妨害器・GPSジャマーポータブル携帯電話ジャマー対応GPS 妨害機・スマホ電波妨害機・WiFi / Bluetoothジャマー・3G遮断機などの呼称があり販売流通されてます。

装置の名前は、妨害を意味する英語の「ジャム」と日本語の「邪魔」を掛けた。話している人の声をマイクで拾い、約0.2秒後に指向性スピーカーで声を本人に送り返す仕組みです。普段、声は出すのと同時に自分にも聞こえるが、少し遅れて聞こえるようにすると、なぜかうまく話せなくなることが分かっており、この現象を応用しました。スピーカーからの声は最大で約30メートルまで届くといいます。

http://www.kannsi.com/radio-jammers/c-3.html

ジャミングが使われる身近な場所には、携帯電話の使用が制限されているコンサートホール、映画館、病院などがあります。
最近では、銀行のATM周辺にジャミング機器が設置され、振り込め詐欺などの防止に使われているのが、ニュースなどでも報じられご存知の方も多いのではないでしょうか。
そして、このジャミングは電波を使う盗聴にも有効な予防手段です。
商業施設や公共交通機関で、ジャミングを行った場合、電波法に違反します。
バスや電車の車内で携帯電話の使用がマナー違反だったとしても、それを妨害するためだけに、車内にジャマー機器を持ち込み、これを使用してはいけません。

盗聴を妨害するため、防犯対策として自宅やオフィスにジャミングの設置を考えている方もいらっしゃると思いますが、ジャミングを設置する場所、ジャミングが使える場所には制限があることを覚えておきましょう。