私が実現したい目的は、人とヒト型ロボットが共存する社会であり、ロボットが私たちの身近な場所で活躍できる社会です。そしてロボットと出会えるような機会や体験を提供することを目標に技術課題に取り組んでいます。
近年、超高齢社会に伴い介護ロボットの需要が高まっています。その一方で使用者がロボットに対して「怖い」という感情を持つという現状もあります。そのため人と関わるロボットの研究では、それらの動く速度や顔の表情などの動きや見た目に着目することで、人間が抱く恐怖などの軽減を試みています。しかし、これらの根本的な要因は人間とロボットの遭遇機会が少ないためだと考えます。
そこで、人間がロボットと出会える体験を増やすことで、「怖い」などといった感情を自然と軽減できるのではないかと考えました。
それが音楽を通していろんな方にロボットと出会う機会を提供可能なDJロボットです。