通常のクラスではうまく適応できにくい発達障害、軽度知的障害、不登校の小中学生を対象に、遅れがちな国語、算数、英語の教科学習を指導。通常のクラスで学べることを目標としており、心理療法やICTといった特殊な環境や技法、教具を使わずに紙と鉛筆のみで行なっている。特別支援学級から通常学級へ異動できる割合は約2〜3%という実情がある。在塾生で特別支援学級に在籍している生徒の多くが通常学級に異動し、療育手帳などを持った生徒が毎年、全日制高校に進学し、その後は合理的配慮なしに学校生活に対応でいている。特性に応じた安心できる「居場所」を提供するサービスは多いが、特性に応じて能力を伸ばすサービスは少ない。伸ばせるという可能性があると言うこと自体あまり知られておらず、これまでの指導経験を広め伝えつつ、ニーズを掘り起こしている最中である。