1985年。日本はアジアで初めて、パソコン操作環境設定に関する国のガイドライン(VDT(Visual Display Terminal)作業指針)を定めた。しかし、私が2016年にイギリス・産業理学療法士協会でパソコン操作環境設定の勉強をし、2021年に中災防で情報機器作業教育インストラクターを取得したが、国は指針だけつくり、働く人の健康対策は現場に任せっぱなしだと知った。これではいけないと、産業医科大学博士課程後期人間工学研究室に進学。エビデンスづくり、研究成果は素晴らしいが、それで働く人の健康に本当に貢献したのかという想いも抱いた。私は、研究を伝えること、医学と研究と現場をつなぐコミュニケーターの役割を担いたいと願っています。
2020年から本格的に始まったGIGAスクール構想然り。子どもたちが家でも学校でもタブレットをするのは良い。しかし、子どもたちの健康はどうなる?そこは議論もなく進んでいる。運動不足、不良姿勢、運動能力の低下。そして、大人たちは本当にパソコンとスマホと自分の健康管理が両立できているのか?健全な健康管理、元気に働く人がいてこそのDXでありAIではないのか。
ひろしま好きじゃけんコンソーシアム、広島市ベンチャーチャレンジ認定を経て、現在は、オリンピックレベルでの腰痛対策ができるガスケ・アプローチと、人間工学での環境設定、その体と環境の両面から職場改善ができると口コミで仕事をいただいております。