見沼田圃のモリンガ栽培による社会、アグロエコロジー展開
地域に合致した樹木や土壌特性を活かしてグリーンインフラ並びその活用による地域振興策をSDGsを見据え研究する。地域特有の景観づくりに努め行政や住民を巻き込んだ活動とする。
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サービス紹介文

埼玉グリーンインフラSDGs研究会活動の目玉は「見沼田圃モリンガ栽培」です。モリンガ栽培は増加する耕作放棄農地の有効活用として周辺農家の協力を得て2022年に始めました。翌年から大きな注目を浴び、あらゆる分野の企業(食品・飲料製造、化粧品製造、印刷、自動車、建設、運輸、廃棄物処理、スポーツ運営組織など)からはCSR活動に役立てたい! 地方自治体(さいたま市、蕨市、伊万里市(佐賀))からはCO2固定への期待や、学校で栽培・子供の給食に利用したい! 研究機関からは家畜餌として酷暑対策やブランド化したい! など、多く問い合わせを受けています。災害時の非常食備蓄を含めた栄養価の高い葉と実(種)の食品加工と併せて「バイオマス利活用(モリンガ幹のバイオ炭の農地施用によるCO2の固定化と活性炭製造)」を進めます。アグロエコロジー展開としてモリンガから養蜂によるモリンガハチミツ製造やバイオ炭による地力維持(もともと無農薬・無施肥)を実現します。また本活動は、障がい者の就労支援(農福連携)の場にもなっています。2024年2月にさいたま市と「見沼グリーンカーボン事業」として5年間の協定を結びました。

なぜやっているのか

きっかけは、モリンガの成長によるCO2吸収効果についてのエビデンスがなかったことです。世間で出回っている”スギの20倍や50倍”という数値に疑念を持った方から大学に相談があり、産官学コーディネータを通して研究会代表者が分析を行いました。結果は”スギの2-3倍”です。但し栽培の工夫次第でもっと増やせます。(なぜ、このような数値が出回ったかの理由も突き止めました。)また誤解されるのは、CO2吸収量のみの評価は意味がありません。これを固定化することで初めてカーボンネガティブと言えます。当研究会は、所属メンバー所有の土地および協定を結んださいたま市公有地においてモリンガを独自に栽培しCO2固定量を科学的に算出して広く周知し、現状では本当の数値がいくらなのかをオープンにしながら、モリンガ本来の魅力である高い栄養を国内製造品に換えて様々なサービスを提供したく、展開しています。

どうやっているのか

モリンガの種の入手:現在、日本のモリンガ栽培の総本山ともいえる熊本・天草の”モリンガファーム”にてインド産を購入します。
耕作と播種:見沼田圃にて農家の協力のもとで早春(3-4月)に耕し、春季(5月)に播種します。1反(約1,000平方メートル)の土地に対して50cmから1m間隔で播種します。その後は下草の管理を行います。現在6反ほどの土地があります。
気象・土壌のデータ取得:土壌温度を連続的に計測して発芽率を調べています。(国内でのデータは他にありません。)またクラウド方式による気象システムを置いて圃場の微気象データを記録します。
最初は成長はゆっくりですが、気温の上昇とともに7月から急速に葉を広げて幹が大きく伸びます。その様子をドローンで撮影して非破壊で葉面積を算定します。実証データとして途中で全バイオマスを取りだして大学に移送し、各部位のデータを取得します。(国内・海外ともに他に実測事例はありません。)
土壌水分をはじめとする土壌質の分析も行います。

創業者

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担当者様、こんにちは。 プロフィールを拝見させていだだき、○○の部分にとても興味を持ちました。 もう少し詳しくお話していただくことは可能でしょうか? よろしくお願いします。
担当者様、こんにちは。 私も○○のようなサービスを運営しているのですが ぜひ、一度お会いして情報交換などできないかと思いメッセージさせていただきました。 よろしくお願いします。