「眼」や「メガネ」のノウハウを活用した技術革新により新たな市場創出を図ることがウェアラブル「b.g.」開発のきっかけです。「視覚拡張」をキーコンセプトに商品企画を進めてきました。ウェアラブル端末普及の上で重要となる「見え方」と「かけ心地」を追求するためには、(日本の重要な産業の一つである)メガネ製造のノウハウの活用余地が十二分にあると考えています。メガネ業態と他業態との提携加速により、様々な業種・業態の生産性向上に寄与することで、日本、そして世界を元気にして行くことを目指し、引き続きプロジェクトを進行してまいります。
近年生産性向上のアプローチとしては自動化による省力化が増えていますが、「b.g.」は自動化による省力化とは異なる領域での活用を目指しています。「視覚拡張」のコンセプトを通じて最新技術による人間の可能性の拡張、人の新たな可能性を見出していくことを目指し、BtoBの各事業領域で専門家・企業とのパートナーシップを構築し、b.g.と併用するアプリケーションやデバイスを組み合わせながら、生産性向上につながるソリューション化を進めています。
例)「教育」:製造業・医療・芸術・伝統産業など高度な技術を以下に後世に伝えていくか、という観点でb.g.の活用余地が大きいと考えています。「学ぶ ≒ 真似ぶ」という考え方に従い、熟練者の1人称の視点をリアルタイムに見ながら、ハンズフリーのメリットを活かしその場で追体験して技術を習得する等、新たな学習の在り方を展開しています。