当社代表である結束雅雪は、1988年以来、一貫して現在の当社主力業務であるコミュニケーションAI事業に通じる企画開発・事業化をパナソニック、NTTデータ、電通にて行なってまいりました。
2018年1月に、独自アーキテクチャーの対話コミュニケーションシステム開発と、それを活用したソリューションの市場拡大を目指して、資本金300万円にて当社を設立致しました。
当社が目指すのは、「心が通じ合うAI」であり、段階的に五感を持ち、それぞれの利用者がスマホアプリ、WEBエージェント、人形、ロボット等、様々な形態のAIパートナーを保有し、それらAIパートナーと利用者が「しゃべりあう」ことで心のつながり、楽しさを体感して、その人らしさを高めていくという世界です。
最終的に「人間と同じ高度なコミュニケーションを可能とするAI」を実現するため、対話だけでなく五感での認識・表現が必要になるという認識のもとで創業致しております。
当社は、自社知財である対話コミュニケーションAIシステム“OMOHIKANE”を活用した多分野におけるサービス・事業を開発しております。
対話は文字チャットと音声対話の両方で行なっており、音声対話の場合、音声認識と音声合成は他社技術を活用しております。
当社の対話技術の特徴は、人の認識を模造して動作する独自のフレームワークにあります。
ただし、人の認識の構造解明自体が道半ばであり、現時点では一定の推測に基づいて人の認識を模造している段階にあり、認知プロセスを記号表現と記号計算にて図式化し、独自のデータ構造とアルゴリズムを用いて対応しております。
この技術により、世間でよくみられるチャットボットとは異なり、当社の場合は、記憶を持ち、感情を持ち、志向を理解して状況判断を行なえるコミュニケーションAIを実現しております。