幼少期、建築士の父が自邸を建てる施工現場を見て、父を誇らしく思うと共に、いつの日か超えたい存在として意識するようになりました。そんな私が生きた30年は、新たなテクノロジーによって次々と未来の当たり前がつくられる時代。
建設業をはじめとする歴史ある産業には未だアナログな慣習が多く残ることを知り、テクノロジーの力でより大規模・効率的に取引される仕組みをつくりたい、自身の原点である施工現場をより良くしたい、そう志すようになりました。
新規/既存の技術/産業、文化/慣習を理解し、最適化することで、30年・100年・300年後も必要とされる企業を理想とし、人々が最大限幸せを享受できる共存の形を目指します。
世界最古の会社が金剛組と言われるように、建設業は歴史ある産業の一つで、社会に必要とされ続けてきた業界です。世界の建設市場規模は1,000兆円-1,300兆円とも言われ、GDPの15%前後を占める巨大産業でもあります。
しかし、過去20年間の生産性成長率は1%/年に留まり、他産業と比較して著しく停滞していることも事実です。生産性が経済一般の水準になれば150兆円-200兆円の付加価値が創出されるとも言われています。
弊社はこの莫大な社会課題に対して、「建設部材の調達」から改善しています。