2011年1月に香港に本社を設立。当社は主に、パルプ技術から継続的な垂直統合を通じて、自社工場での特殊繊維パルプ製品の製造および販売をしています。現在、本社は国際特許を取得したイノベーション技術(GCM)を駆使して高付加価値の特殊機能性繊維包装製品を開発し、複合材料用途に積極的に投資し、事業の多角化に努めています。使い捨てプラスチックに代わる航空食器、食品包装、医療製品、工業用包装を提供。環境保護などの環境問題を経営の最重要課題のひとつととらえ、グリーン企業のベンチマークとなるよう努めています。
GCMとは、
・100%植物繊維原料 (有毒添加剤を含まない)
・プラスチックのコーティングとラミネート加工がない(PE/PLAがない)
・低温-196℃から耐熱200℃を超える性能(オーブン加熱、蒸し調理OK)
・オイルとエタノールに耐性がある
・生ゴミと一緒に堆肥化してグリーン資源に取り組めます
弊社はセルロースを主成分とした生分解性素材でGCMを開発し、航空機内で使用される食器や食品・工業用包装品、医療用製品等を製造しています。GCM は環境に有害な添加剤を使用せずに従来のパルプモールド製品に比べて耐熱性、耐圧性、耐水油性、耐冷凍性に優れさらに自然環境では 75 日間で分解されるため、環境保護の観点からも使い捨てプラスチック容器に代わる新素材として注目を集めてもらえるのではないかと思っております。今後国内での取引拡大や、それにより製造拠点の設立などできれば雇用の促進などを期待できるのではないかと思います。 またデリバリーサービスの浸透により、使い捨て容器の需要は飛躍的に上がりましたが、未だプラスチック容器の使用率が高くこれ以上プラスチック製品を増やさないことが重要だと考えます。弊社容器の強みであるプラスチック容器に劣らない強度や、耐熱性、耐圧性、耐水油性は従来のプラスチック容器を使用していたユーザーにパルプ製品に移行するきっかけになるのではないかと思います。そのまま調理ができる特性により飲食店等のユーザー様に新たなサービスを創出していただけるのではないかと思っております。