「孤育て」「産後うつ」「乳幼児虐待」などが社会課題となっているいま、
私たちは「きずなメール」というコンテンツで、
「情報発信」「育児不安解消」「ソーシャルキャピタルの醸成(地域とのつながり)」を
一体的に行う「きずなメール事業」を全国に展開しています。
その本質は、毎日届くメールによって、
妊娠期から切れ目なく“つながり続ける”ことにあります。
これにより"孤育て”を予防します。
こども・若者・子育て当事者が必要な情報/支援を得られるよう、プッシュ型・アウトリーチ型の支援を届けるよう国の要請があった。だが LINE 等で一律一斉に情報発信するだけで は、「不要な情報」としてブロックや未読のまま放置されて支援情報が届かない「プッシュ型のジレンマ」の課題がある。これに対し、弊団体は、「きずなメール」という子育て当事者向け情報コンテンツを「テキストでつながり続けるセーフティネット」として用いることで、孤独・孤立予防の機会に変えるアプローチをしている。登録を促す仕組みづくりと読み続けてもらえるコンテンツを工夫している。この時期の子育て当事者が必要な情報・知識を、複数の専門家がレビューを繰り返して制作。常時に最新情報をアップデートすることで正確性を担保している。「必要なタイミング」(妊娠週数・月齢)に「必要最小限の文字量」、登録時に入力するは予定日、子どもの誕生日とニックネームのみ。発信側の事情で一方的に大量の情報を送ることはしない。コンテンツの「内容」「届けるタイミング」「文字量」すべてにおいて「押し付け」にならないための注意を払い、セーフティーネットを構築している。