SoundMoovzはダンサーであるDmet Products株式会社代表の楠が音楽を聴いて踊るのではなく、自分で音を出して踊ることができたら面白いのでは？というアイデアから開発した世界初のモーション楽器デバイスです。
加速度センサーを内蔵した腕時計型のウェアラブルデバイスでBluetoothの信号を飛ばすことによってスマートフォンアプリをコントロールすることができ、これを装着して手を動かすとパーカッションやホーン、ストリングスなどの多彩な音源を約400種類の中から選び発することができます。またバックグラウンド音楽を再生し、エフェクトを加えることも可能。さらに自分の声を録音してその音をコントロールすることも可能です。
現在、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、韓国、などの代理店と契約し、2017年夏時点で海外各国に40万台を出荷し、17カ国でローンチしています。日本でのローンチは未定。
開発のきっかけは、もともと大手企業で働いていましたが、自分で何かを作りたいなと思い、自分の提案を通してくれるアクティブな会社に転職しました。そこで学生時代にダンスをしていた経験から着想を得たプロダクト"SoundMoovz"の案を出しました。
本当に始めはこんなのがあったら面白いなという思いつきだけで、世の中にまだないから作ったら面白そうという理由だけでスタートしました。
メインのターゲットはダンサーですが、普通の楽器として、あるいはホビー商品として楽しんで広まってくれればと思っており、まずはトイ業界にアプローチをしています。ダンサーに絞るとどうしても敷居が高くなってしまうので、広く受け入れられる枠組みにしています。ゆくゆくはプロ仕様にして、楽器が好きな人にも演奏に取り入れて楽しんでもらえる新しいインターフェイスを作りたいです。
